日本コーヒー文化学会金沢支部主催が主宰する「金沢でコーヒーを楽しむ会2017」が3月19日(日)にしいのき迎賓館で開催されました。
参加は先着90名!【要予約】
本イベントへの参加申込みは、金澤屋珈琲店本店(076-240-4151)など協賛店へ事前予約が必要となっており。定員は90名、参加料は1,500円で、料金にはコーヒータイムでの和菓子屋やお土産のコーヒー豆が含まれています。
スペシャリストによる講演会
当日はコーヒのスペシャリスト2名による講演がメイン。
講演I
金沢大学名誉教授で日本コーヒー文化学会副会長の廣瀬幸雄氏が「わがコーヒーへの学びの途」というテーマで講演。廣瀬氏は兼六園の銅像にカラスが近寄らない理由を研究された事がありイグノーベル賞も受賞されているユニークな方で、最近は全国ネットのテレビにもよく出演されています。
内容もウィットに富んだ話で大変興味深いものでした。とりあえず、古いコーヒーは飲んだらダメ。もう飲みません。
講演Ⅱ
2部はワタル株式会社大阪支部課長の酒井泰広氏が「中米コスタリカのコーヒー文化」というテーマで講演。
ワタル株式会社はコーヒー生豆の専門商社です。そこにお勤めの酒井氏は中南米を中心に13の生産国を訪問されており、駐在経験もある方です。中米での体験を通した貴重な話を聞けました。
講演はコスタリカのコーヒー産業と文化という題目で、どのようにコーヒー栽培が行われ、豆が日本に届くのかがよくわかりました。あと、コスタリカは自然豊かな美しい国のようです。
これからコーヒーを飲む時は、コーヒー豆を作っている方に一層感謝しながら飲もうと思います。
コーヒタイム
和菓子と楽しむ金沢珈琲と題したコーヒータイムでは、金沢らしく和菓子とコーヒーを楽しむ事ができるようです。金沢ならではと言えそうです。
コーヒーも協賛各社のコーヒーが提供され質問も出来るフリータイムとなっています。
ドリップやサイフォンでの淹れ方も教えてくれます。ドリップは再確認できてよかったです。
協賛8店による試飲コーナーは全8種のコーヒーの飲み比べが可能でした。
広瀬名誉教授オススメの水素焙煎コーヒーであるサイエンスコーヒーも。なかなか飲めないコーヒーみたいです。
お土産は和菓子とコーヒー
金沢支部では金澤珈琲なるものを普及しようとしているそうです。定義は和菓子に合う珈琲。小豆のお菓子が最も相性がいいそうです。金澤市民としては驚くことではありませんでしたが、新幹線開業で多くの人がくるようになり、観光客に金沢の珈琲は評価が高いそうです。
私がいただいたのは協賛8店のうちダートコーヒーさんの「桜日和」。コスタリカ産の豆を使っており、家で早速飲みましたが、すっきりした上品なお味でした。
いただいた、桜餅と一緒にいただき金澤珈琲をたのしみました。
コーヒーの素晴らしさを再認識するよい機会となりました。産地や種類だけではなく保存期間を考えた豆の購入を美味しい飲み方を追求して生きたと思います。
イベント概要
開催日:2017年3月19日(日)(要予約)
時 間:2月10 日(金)13:30 ~ 16:00
会 場:しいのき迎賓館 2F ガーデンルーム、イベントホール
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